(2021.12.8)


(2021.11.29)

 

[ 無観客・配信開催 ] 

第27回 チャランケ祭 (2021年度) 

~コロナ禍でのカムイノミと旗あげ~

2021年12月5日(日) 13:00から生配信

( 計60~90分間の予定 / アーカイヴ配信あり)

https://www.facebook.com/2021Charankematsuri/

 

■今回の無観客開催について

 今年の夏には医療崩壊が起き、緊急事態宣言期間も続き、誰もが危機感をつのらせながら暮らしていたと思います。秋に入ってからは新型コロナの感染者数は急速に減り、開催されるイベントも多くなりました。しかし私たち実行委員会は、8月の会議で打ち出した方針のまま、コロナ禍でのチャランケ祭を無観客と配信による方法で行うことにしました。

 昨年は春からの新型コロナ感染拡大で、人が集まり歌い踊ることの難しさが続き、チャランケ祭も中止の判断をとりました。それでも金城吉春の呼びかけにより、2020年12月6日にごく少人数で「カムイノミと旗あげ」を行いました。そして今年の4月から、金城吉春を実行委員長として、ここ数年間の参加団体・個人の皆さんに出席を呼びかけて毎月会議をひらいて来ました。

 今年のチャランケ祭は、昨年の「カムイノミと旗あげ」をもとに無観客で行うことが決まり、11月上旬に予定していました。しかし9月の金城吉春の死去により日程を変更して12月5日に開催することになりました。

 チャランケ祭は、東京で生きるアイヌと沖縄人(ウチナーンチュ)と民舞を愛する人びとによって始まり続いて来た、歌と踊りと祈りの祭りです。1994年秋に中野北口広場で始まり、自分たちが踊る場所を自分たちで創るというテーマのもと運営が受け継がれて来ました。

 この祭りは、永きに渡って多くの方々の参加とご協力により続いて来ました。けれども今回は、その多くの方々と祭りの現場に自由に集うことが出来ず、苦しい気持ちがつのります。

 それでも今回は配信を通じて、チャランケ祭の記憶とそれぞれの想いを寄せ合うことが出来たらと思います。これから先の時代も、人びとが歌と踊りとともに生きていける世を願い続けたいと思います。

(小林直樹/チャランケ祭実行委員会・配信担当)

 

■お願い

・当日は会場への立ち入りは出来ません。会場には事前に申請した演者と裏方のみが入場可能です。

・一般の方の通行の妨げになりますので、会場の外からの見学もお断りしています。

・会場周辺では実行委員会による巡回も行います。

 

 今回の無観客・配信での開催は、演者と裏方を合わせて50名で行う、ごく小規模なものです。

 会場使用の条件があり、広く参加を呼びかけることが出来ないことに悩みながら話し合いを重ね、カムイノミと旗あげを成立させることに必要な方々と今年度の会議への出席者から50名を決めていきました。

 当日会場に来ていただけない多くの皆さまには大変心苦しいですが、想いをともに、見守っていただきたく思います。混乱した世の中だからこそ、拝みからはじまり人が歌い踊ることの大切さを伝えたい。そういった想いで「コロナ禍のチャランケ祭」を行います。

(楠瀬咲琴/チャランケ祭実行委員長補佐)

 

[ 主催・お問い合せ ]

チャランケ祭実行委員会

メール charankematsuri@yahoo.co.jp

公式サイト https://charanke.jimdofree.com


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お知らせ:第27回チャランケ祭.pdf
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